やることなすこと中途半端。 ~続(仮)~

主にゲームの話…のつもり。

【ネタバレ注意】最新刊ボクラノキセキ16巻考察…ってか感想。

今日まで実家に帰省していた姉がようやく新居へ。

いろいろとてんてこ舞いでしたが、ようやく落ち着きいつもの日常を取り戻せました。

しかし…今抱えてる原稿が…。ゴールが見えない…!月末〆切だから来週には

仕上げないといけないんですが、残り1本…全くアイデアが浮かばないんです。。

マジでどうしよ…。仕事中資料探しに本屋に出かけたりするんですが、

今までチャレンジした事ない内容すぎて、何が参考になるのか分からず…。

 

あ、ここ特に掘り下げたいと思ってないんでサクッと本題に進みましょうかねw

 

タイトル通り。ボクラノキセキ16巻が発売になりましたねー!!ぱちぱち!

私はいつもの如く特装版購入です。残ってて良かった!

そしていつもの如くネタバレ全く配慮なしです。ご注意下さい。

OKな人はスクロールお願いします。…かなり長めなのでそれも注意w

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やばい。ほんとにやばい。今回の巻は自分の中でかなり上位に食い込む位神回多い。

色々な事が判明し、動き出す巻でしたね。17巻が気になり過ぎて夜しか眠れない!

まず1点目は何より瀬々がようやくユージンの前世を思い出したこと。

今までチラ見せみたいな事をちょこちょこやってて、もうユージンで確定だろう!

な状態がずーっと続いてましたけど、ようやくここに来て判明です。

瀬々がユージンになると目つきも変わりクールな印象に早変わり!

普段の瀬々を知っていると違和感半端ないわけですが…うん、イケメンw

普段のバカ丸出し(酷いw)な瀬々もいいんですが、何でしょう…いいw

 

瀬々は相変わらず記憶を取り戻す事に否定的というか、なるべく

思い出さないように努力しているようですが、1人で冷静になるとどんどん

ユージンの記憶が蘇るようでだいぶ苦戦している様子。

これ以上記憶が蘇って、他のクラスメイトなどに迷惑がかかる事を恐れ、

ちょうど一緒にいた手嶋野を「解任」します。

…まぁ、前世で既にヴィンス(手嶋野の前世)の方から離れられてしまいましたが…。

この辺も、ユージンには「味方は誰もいなかった」…に通じる所があるのかも。

 

さて、ユージンになった瀬々は意味深な発言をたくさんします。

「成すべき事は全て終わらせたというのに、なんの茶番だこれは」

…成すべき事…とは?しかもあの小娘…とベロニカが転生した事を真っ先に

気にしていましたね。すぐにわかったようですが。

あとはリュカに対する発言ですね。

「腹の立つ男だった」
「…ああ、お前(大友=カルロ)瀕死のあの男を捨て置いたのだったな。いい働きだ」
「あれでいくらか私の溜飲(りゅういん)も下がった」

ちょうど駆けつけてその場にいた大友が、瀬々にリュカに関して聞いた時に

発言した内容ですね。うーん。ますますリュカの立ち位置が分からなくなった…。

前世でリュカがグレンから「神官リュカ!王子に従う必要はない!」って

呼びかけられてたシーンがありましたけど、この内容を見ると、

リュカって自らの意志で王子に従って付き添っていたように思えるんですよね。

それは司祭様の指示によるものなのかもしれませんが…。

という事は、リュカは王子に賛同して行動していたわけではなさげ?

あくまでも司祭様の命令によるもの??

でなきゃ、ユージンがそこまで嫌悪しないような…。まぁユージンって

表面上ではいい面する感じだから、リュカに対してもそうだった可能性も

否定できませんけど…。心のなかでは嫌悪してましたよ~みたいな?

そもそもまだリュカが誰なのかわからないのでね…。リュカが誰なのか

判明すれば一気に話が進みそう。…現状でも充分スムーズに進んでるけどw

 

ユージンに関してはベロニカに対しての事も色々と分かってきましたね。

ユージンって安全な地下室にベロニカを逃がそうとしていたように見えてたけど

瀬々曰く「当時姫を生かしたいとはこれっぽっちも思ってなかった」らしいです。

となると、自発的に姫を殺そうとしていた…?

じゃあ何故地下へ逃がそうとしていたのか。それは瀬々も思い出せてないようです。

まだ瀬々自身、ユージンの記憶に戸惑ってる状態なので、

この状態で皆見に会ったら、何をしでかすか分からないということで

皆見には会いたくないと言い出します。

皆見は皆見で、光の柱の魔法を発動したのはユージン王子だと知ったので

ユージン王子に対して憎しみの感情を抱いてますしね…どうなるんだろ。

 

あとは山田。前世はパティ・ハーシェルっていう神官だった子ですね。

この人、元々前世で「監督役」だった事が判明しました。

監督役ってのは状況を見届け、教皇庁へ報告する役割。

ベロニカ姫の城で事の起こりと流れを見ていたらしいです。

教皇庁の命令で計画にズレがあれば修正するし、障害があれば排除していたと。

現世でもどうやら報告先があるらしい?ここはこの巻では判明しませんでした。

前の15巻で阿部が仁科に決闘を申し込んでいましたが、山田が仲裁に入り

結局決闘は中断したわけですが、山田が色々と戦争の真相を語ってくれました。

 

山田が言うには、

・光の柱の魔法はベロニカの城地下に眠る「凶悪な破壊の力」。

・光の柱の魔法を大国への対抗手段として戦争に利用したいモースヴィーグと

 あまりにも危険すぎる力として封印すべきと主張するゼレストリアの間で

 対立が起こった。

・阿部たち本国のモースヴィーグ軍は「悪の手から光の柱の魔法を守る」という

 偽の大義名分でゼレストリアへ侵攻、何の罪もないゼレストリアの民を虐殺した。

 阿部他、一緒にゼレストリアに侵攻した騎士は皆真相を知らされていなかった。

 

ようやく、戦争の全貌が明らかになってきましたね。面白い。

現状で疑問なのはこの光の柱の魔法はユージン王子しか発動出来ないんですよね?

あと、多分この魔法2回は発動されてるんですよね?そこも疑問。

そんな凶悪な破壊の力を、ポンポン発動出来るものなのか?と。

 

それにしても教会側が暗躍しているなーという印象。山田といい大友といい…。

まだ正体が明らかになってないリュカも、かなりのキーパーソンになりそうですし。

 

あとは…、せっかく仁科を「皆見=ユージン王子」と騙せたにも関わらず、

自ら自分がベロニカ姫だと言う事を明かしちゃいましたね。

これをきっかけに、仁科も今まで七浦陣営が行ってきた行為を白状します。

偽の手紙を出したこと、各所で仲間を襲撃したこと…。

七浦がひた隠しにしてきた事をペラペラと喋っちゃってます。

これで皆見も、仁科と大木(大木もこの場にいます)は七浦が操られてる

「黒幕」の存在を知らない、という事を知ります。

黒幕の存在を知っていれば、どこでそいつが聞いてるかわからないし

そんなペラペラ白状出来ませんものね。

ほんと黒幕って誰なのかな…。ますます予想がつかなくなってきました。

黒幕って光の柱の魔法を王子が発動出来ることを知っている人物、

そしてその力を王子に使わせるために、王子を探している人物…って事か?

 

因みにこの場には、例の山田が同席してました。

山田は全部の話を聞き終えた後、立ち去ってしまいます。

きっと「誰か」に、報告するためなんだろうなーと思います。

山田も今後暗躍しそうですねー…。この辺でこの巻は終了。。

 

 

ふぉー!先が気になりすぎるんだよ…!

ユージンの記憶を取り戻した瀬々は今後皆見に対してどういう態度になるのか。

本当にユージンはベロニカを助けようとはしていなかったのか。

なんか回想シーン見ると、ユージンもそれなりにベロニカに思う所があったように

見えるんだよな…。政略結婚だけど徐々にお互い想い合ってた感じがするのよ。

あと、山田が報告に行った先は?阿部はこれからどうするの?手嶋野は??

そして何だか最終話に近づいてるような…(´;ω;`)

終わってほしいようなほしくないような…複雑ーー!!

 

 

めっちゃ長い…w愛ゆえにww

まだCDは聴いてないから聴こうかな~。